バール・ドバイと呼ばれる地区へやってきました。
クリーク(運河)沿いの景観を楽しむため、ここで下車。
近代的で個性的なビルが並ぶ対岸の風景とは対照的に、昔ながらのダウ船やアブラ呼ばれる水上タクシーが頻繁に行きかう光景は、なかなかの風情です。
お昼近くで日差しも強い時間帯だったのですが、やはり水辺のそばだと、心地よい風が吹いてきたりして、すごく爽やか〜なひと時を過ごすことができます。
旅行会社にもらった案内では、アブラに乗るようなことも書いてあったので、
てっきりアブラに乗れるのかと思いきや、
私たちのツアーでは、ここは下車して写真を撮るだけ。うーむ、これは残念〜
次はドバイ博物館へと向かいました。
開発がバンバン進み、バブルなイメージが先行しているドバイですが、ここでは昔のドバイの暮らしぶりなどを知ることができるので、ざっとでも見に行ってみるといいですよ。
現在との対比という面でも、非常に興味深く、ドバイを見ることができるようになると思います。ただし金と祝日は休館なので、注意してくださいね。
こんな風に、昔の暮らしと町並みを再現してくれているので、
英語の説明が分からなくても、十分楽しめます。
しかも、この人形が、なかなかよく出来てまして、乏しい照明の中で見ると
けっこー本物そっくりで、どっきりしちゃいます。
右側の人形は、きっとお祈りしているのだと思うのですが、どうしても”お祈りするふりをしながら、盗み見をしている人”にしか見えない・・・(←いや、案外それで正解だったりして!?)
イスラム圏の国では、写真を嫌う傾向が強いそう。
特に女性の場合は絶対撮ってはいけないということなので、
代わりに人形をパシャパシャ撮りまくってました。
この他、昔の住居や船、装飾品や楽器・武器の展示、
真珠養殖の様子や、ドバイで発見された発掘品なども見ることができます。
ドバイの歴史をまとめた映像なども大型スクリーンで流れてますので、
わずか数十年で、ドバイがどれだけ変貌したかもわかりますよ。
出口のところには、お約束のお土産屋さん。
この流れは、万国共通だなー(笑)
アラブっぽいお土産が色々揃ってますが、なにせスペースが狭いので、じっくり買い物するには不向き。
ここで慌てて買わなくても、空港の免税店でも色々売ってますので、
時間がなかったり、あまりにも混んでるようなら、ここにこだわらなくてもいいかも。
ドバイ博物館のすぐ近くには、バスタキヤ地区というという
歴史的建造物を保護している遺産地区があるのですが、
そこにはアラビアの伝統や文化が体験できる施設もあるそうです。
カフェでアラビア・コーヒーなんかも楽しめるみたい。
今回は、アラビアの文化に触れる機会があまりなかったので、
次にきたときは、ジュメイラ・モスクのガイドツアーとともに、訪れてみたいポイントです。
バール・ドバイのあたりをウロウロするのも楽しそうだし♪
バスでドバイ博物館を後にするとき、ドバイ博物館と同じ敷地にあった大きなモスクから、たくさん人が出てくるのが見えました。
そういえば、ドバイ博物館にきたとき、お祈りの時間を知らせる声が、街中に流れていたっけ。
あちこちにあるモスクからは、1日5回の礼拝の時間には、礼拝を呼びかける声(私たちが聞くと、なんだか歌のように聞こえなくもない。)が流れてきます。
このあとは、ゴールド・スークへ行くため、
クリークの下のトンネルを通って、対岸のディラ地区へ向かいます。
⇒ドバイの買い物 〜ゴールド・スーク〜へ
ゴールド・スークでは、
再集合して観光バスで帰る人と、そこで解散する人とに分かれました。
私たちも、あとはタクシーで別行動することに。
以上、私たちが参加したツアーは、こんな感じでしたが、
ツアーによっては、アブラに乗ったり、昼食がついてたりなど、多少の違いはあります。
ツアーにあらかじめセットになってるものも多いですが、もしついてなくても
旅行会社を通じて、オプションで付けられます。
(英語ガイドだと5000円くらい、日本語ガイドだと8000円くらい)
オプショナルツアーがついても、意外と安いツアーも多いので、
abroadなどで探してみるといいですよ。(私もそこで見つけました。)
⇒ドバイへ行くツアーを探してみる
▽ドバイ観光には、「地球の歩き方 ドバイとアラビア半島の国々 」は基本として、
こちらの本も、よりドバイ事情を知るにはお薦め。帰国後も楽しめる1冊です。
ドバイがクール―世界ナンバーワンずくめの楽園都市 (Jujiroブックス) | |
槙島 公 おすすめ平均 ドバイがよくわかります! すばらしい現地情報と本当のドバイがわかる本です! 仕事でドバイを知る必要があったため 新しいかたちのガイドブック 都市創造の挑戦 Amazonで詳しく見る by G-Tools |